The Okura Tokyo オークラ ヘリテージウイング
- 給水設備
- 給湯設備
- 排水設備
- 衛生器具設備
- 消火設備
Projectプロジェクト概要
日本を代表するホテル「ホテルオークラ東京」が、2019年に建て替えられ「The Okura Tokyo」として生まれ変わりました。国内外の賓客の迎賓館ともなるホテルです。歴史あるホテルの「日本の伝統美」を継承してロビーは旧本館を忠実に再現されています。一方で設備面や機能面は一新されています。 給湯システムは、日本のホテルで初採用された自己制御ヒーターによる給湯温度保持システムを採用しており、安定した給湯温度の保持と返湯管が不要なため熱ロスの削減による省エネルギー、省CO2化を実現しています。 The Okura Tokyoには、中層棟であるヘリテージウィングと高層棟であるプレステージタワーの2層に分かれ、弊社はヘリテージウィングの給排水衛生設備施工を担当しました。
- 所在地:
- 東京都港区虎ノ門2-10-4
- 竣工:
- 2019年7月
- 規模:
- 地上16階・地下1階 延床面積183,000㎡ 140室
担当からのコメント
現場代理人 O.H.
厳しい工程の上に東京オリンピックを控え建設ラッシュ中の施工で作業員を確保するのが困難であったが会社のバックアップや当社社員の先を見越した段取り・調整、作業員の熟練の技能で乗り越えて無事故・無災害で完成することができました。 検討段階では各種機能実験を行いました。例えば、客室の配管モックアップを口径や水圧を変えられるように作成して組み合わせごとに実験を行い、出湯時間や吐水量・供給圧力を考慮した最適な口径を決定しデータを事業主様に提示することで安心していただき信頼を得ることができました。 当現場は、サブコンが12社で施工しており、リアルタイムで他社の施工方法や仕事の進め方を見たり、様々な意見交換ができて担当した当社社員は見聞を広めることができました。